エメラルド(emerald)は、ベリルの一種で、強い緑を帯びた宝石である。5月の誕生石。柱状の結晶から、緑柱石とも呼ばれる。
特にエメラルドカットと呼ばれるカットがされることが多い。和名、翠玉(すいぎょく)、緑玉(りょくぎょく)。
硬度は7.5〜8。
アクアマリンと同じ成分の鉱物。
内部に特有の傷が無数にあり、これが天然ものの標識ともなっている。大きく傷が少ないほうが価値が高い。 明るく濃い緑色のものが最上級とされるが、近年では科学的処理をし人的手段を用いて綺麗な物に見せている物も数多く出回っている。また、中には黄緑色をした物もある。
結晶の性質上、一定方向からの衝撃や高熱に極端に弱い。
コロンビア、ブラジル、ザンビア、ジンバブエ、マダガスカル、パキスタンなど各地で産出するが、現在は、コロンビアが最大の産出国である。
稀にシャトヤンシー効果の表れる「エメラルド・キャッツアイ」やスター効果の表れる「スターエメラルド」が産出される事があるが、非常に稀少でほぼコレクターズアイテムとなり大変高価である。
同じベリルに属する「レッドベリル」が「レッドエメラルド」と呼ばれる事が多くなったが、本来エメラルドには「緑色の」と言う意味があるのでこの名称は正しくない。
世界の4大宝石にも数えられ、古代エジプトの時代ではクレオパトラも愛用していたと伝えられている。このことから富と権力の象徴でもあった。
エメラルドはエメラルドグリーンのように色の名前として、また美しい鮮やかな緑色を表現する上で「エメラルドのような・・」といったように慣用句として使われる。











