黒曜石(こくようせき,obsidian)は、火山岩の一種、及びそれを加工した宝石。
丸い割れ目の多数あるものはパーライト(真珠岩)という。
モース硬度は5。
外見は黒く(茶色、また半透明の場合もある)ガラスとよく似た性質を持ち、割ると非常に鋭い破断面(貝殻状断口)を示すことから先史時代よりナイフや矢じり、槍の穂先などの石器として長く使用された。日本でも縄文時代以前から使われていた。
黒曜石は特定の場所でしかとれず、日本では約60ヶ所が産地として知られている。 縄文時代の黒曜石の産地としては信州八ヶ岳周辺や和田峠、伊豆七島の神津島、山陰の隠岐島などが知られている。
石器素材として古くさいイメージを持つが、意外に現代でも実用に供されている。その切れ味の良さから、海外では眼球/心臓/神経等の手術でメスとして使われることがある。
また、黒曜石を1000℃で加熱すると、含有された水分が発泡してパーライト (発泡体)となる。白色粒状で軽石状で多孔質であることから、土壌改良剤などとして用いられる。
様々な色の混じった美しいものは、研磨されて装飾品や宝飾品として用いられている。











